2月11日にNHKで、山田洋次(91歳)監督の、映画作りの原点を語るインタビュー番組を見ました。
山田洋次監督のご友人が戦後の生活苦で自殺を考えていたそうで、最後に1本だけと思って観た映画を観終えた後、やっぱり頑張って生きて行こうと思えたというエピソードがありました。
「1本の映画が人の命を救うことがある」そういう想いに支えられて映画を作って来たとおっしゃっていました。
映画の好みは人それぞれですが、私が常に探しているのはそんな映画です。おこがましいですが、辛いと思っている方にご紹介して元気になっていただけないかと思いながら、いつも探しています。
ハッピーエンドであって欲しいですが、サクセスストーリーでは共感に乏しい。現実味がありながらも非現実的な面白さもあって、喜怒哀楽が詰まっていて。。そんな映画にはなかなか巡り合いません。
先日、ふと観た、トムハンクス主演の CAST AWAY(2000年 2時間23分) という映画は、そんな私の要望を満たしている映画でした。もう20年以上前の映画ですが、頑張って生きて行こうと思える内容だったと思います。
よろしかったら観てみてくださいね。