ヨガスタジオをやってみて良かったなと思うことは、東洋医学のアプローチを知ったことです。
季節にまつわる食養生や、ツボ押しなどは、知れば知るほど、なるほどなあと思うことばかりです。
例えば、中府というツボは、風邪の前兆や肩こりなどに効果があるとされます。
このツボは鎖骨と肩甲骨の交差するところから指1本下に降りたあたりにあります。
ここは解剖学でいうと、小胸筋の起始にあたる場所です。
小胸筋が硬くなると肩を前方に引っ張るため、内臓が圧迫されたり、肩甲骨が前方に引かれることで、背中や首、肩が痛んだりします。
中府を緩めると、これが防止できるということでツボ押しの効果ありと納得できます。
まだまだ勉強することが沢山ありますが、東洋医学は知れば知るほど面白いことがありますね。